コッツウォルズの亜麻畑

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2020年4月17日金曜日

オープンガーデン中止でもチャリティー継続するイギリス


いよいよオープンガーデンの季節になってきましたが、イギリスでは外出禁止が厳しく行われていて、イギリス最大(そして世界最大)のオープンガーデン組織のナショナルガーデンスキーム(National Garden Scheme, NGS)は現在オープンガーデンを中止しています。

このナショナルガーデンスキームは90年以上の歴史をもち、全国の登録された個人の庭で入園料を寄付として集めてもらい、医療関係(看護関連が主体)へ年間5億円ぐらいの寄付を行っています。

このように大きな貢献をしている慈善事業が今年は新型コロナウイルスの影響でむずかしくなっているのですが、外出禁止の現状でも慈善事業を維持するために、仮想オープンガーデンをNGSのホームページで開催しており、ここから寄付を受け付けられるようにしています。(下のホームページの写真をクリックしてもNGSのホームページへ飛べます)

ホームページでは 「私たちのナースの支援を助けて Help Support Our Nurses」という言葉が一番上に書かれています。そして、その下には「地域の最前線でコロナウイルスと闘っている私たちにとって、支援があることは本当に心が休まります」というナースからのメッセージが載せられています。

 NGS UK

そして、「仮想オープンガーデン Virtual Garden Visits」というページでは、いくつもの各地の庭園が紹介されていて、「すぐ見る Watch now」というボタンを押すと、その庭園の写真や説明文、そして動画が載った画面に飛びます。

 https://ngs.org.uk/virtual-garden-visits/

そして、動画の再生ボタンを押すと、数分間のその庭の動画を見ることができます。
まるで本当にオープンガーデンに行ってみているような感じになります。


そして、それぞれのページに寄付を行う画面へ行くためのボタンが設けられています。
さすがはチャリティーの精神が深く根付いているイギリスであると感心します。


オープンガーデンはおろか、近くの公園にも出かけられられないような状況で、美しい庭、穏やかな風景を仮想体験できるのは、一瞬でもストレスの発散に役立ってくれるものでしょう。




日本でも全国各地でオープンガーデンが毎年開催されています。イギリスのナショナルガーデンスキームの姉妹団体としてN.G.S.ジャパンという慈善団体も日本全国でチャリティーのオープンガーデンを開催していますが、今年はすべて中止となっています。

日本でもこの仮想オープンガーデンの動画が公開されています。一例をご紹介します。
(下の写真をクリックするとYouTubeで見られます)

 https://youtu.be/6dgx8uZHN5E



2020年4月12日日曜日

人気ガーデナーも自宅待機


イギリスの人気園芸番組であるBBC放送のガーデナーズワールドの今年第二回目の放送(3月27日放送)の最後で総合司会のモンティー・ドン氏が来週からしばらく自分に代わってアダム・フロスト氏(伝説のガーデナー、ジェフ・ハミルトン氏のお弟子さん)の庭から放送がありますとアナウンスしました。その理由は番組では特にでませんでした。


そしたら、ニュースでモンティーは家族のコロナウイルス感染のため自宅待機になったとのことでした。


4月3日の第三回の放送では、アダムが自邸の庭から総合司会を行いました。彼の少々なまりの強い英語も聞いていると少しずつ慣れてきました。
4月10日の放送では次週からはまたモンティーの庭から放送を始め、モンティーが復帰するとのことでした。



全世界で新型コロナウイルスの大流行が発生して、イギリスでもたくさんの患者や死者がでているようですが、番組スタッフはみんな可能な限り放送を届けられるように努力しますとモンティーは話していました。
ガーデニングは精神面でも肉体面でも私たちに良い効果を与えてくれます。このような困難な時だからこそ、その意義も高まっているような気がします。