コッツウォルズの亜麻畑

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2017年2月24日金曜日

エルサレムアーティチョーク(キクイモ)の紹介


ガーデナーズワールド誌の2月号にキクイモ Jerusalem Artichoke の紹介が載っています.

ご存知でしたか? キクイモは英語ではエルサレム・アーティチョークと呼ばれていますが、大きな花の蕾を食べる高級食材のアーティチョーク Glove Artichoke とはまったく異なる野菜で、ひまわりの仲間です. 北米の冷涼な地域の原産で、硬くてしっかりした茎が数メートルまで伸び、すぐれた目隠し、あるいは風よけをつくります.

栄養は鉄とカリウムに富み、ジャガイモなど根菜の主要成分のでんぷんではなく、イヌリンという炭水化物を含みます。消化されにくいため、ファーティチョーク fartichoke(fartはおならのことで、おなら芋みたいな語感)というニックネームがついています. 少しずつ食べれば腸も慣れてくれます.

収穫は、秋に葉や茎が枯れてきたら地際から数センチの所で茎を切り、冬の間をとおして少しずつ必要な分だけ掘り上げます.

保存は地中だとよく長持ちします. 地面が凍るような寒い地方では地表に藁やウッドチップでマルチをします. あるいは掘り上げて湿った砂の中に入れて冷所保存です. キクイモは冷蔵庫の中では密閉したビニール袋に入れれば2週間ほど持ちます.

栽培は、日当たりや水はけが良く、あまり肥えていない所でよく育ちます. 春に植え付けて、日照りの際は水やりをし、茎が成長したら倒れないようにまわりの土を寄せます.

お勧めの品種は'Fuseau'です.



キクイモを使った3種類の料理のレシピも紹介されています.

スープ、ローストチキン、そしてリゾット

いずれもキクイモは皮をむいて薄切りにして使います.




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キクイモについてはThe Ornamental Kitchen Gardenという菜園の本で読んだ記憶がありましたが、最近まで見たこともありませんでした. 日本国内でもあちこちで栽培はされているようですが、長期保存がきかないためにスーパーなどにはほとんど並ぶことはないようです.

このキクイモをこの冬、我が家でも初めていただく機会がありました.

知り合いの畑でキクイモ堀りを体験、
洗ってスライスにして、ポテトチップのようにして試食、
とても甘くておいしいのです.

でも食べ過ぎたのか、翌朝はとってもお通じがよくて・・・
Fartichoke を実感しました(笑)











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