コッツウォルズの亜麻畑

コッツウォルズの亜麻畑
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2018年1月19日金曜日

自然の組み立てコラージュ


今回は、とても個性的な自然素材を使ったコラージュアートの紹介です。
(ガーデンイラストレーテッド誌の2017年の最終号)

オランダのユトレヒトにあるアン・テン・ドンケラーさんのスタジオの壁には、彼女がフラワーコンストラクション(花の組み立て)と呼ぶ三次元のコラージュが飾られています。

本物の押し花と、古い本の花の写真の切り抜きを組み合わせて、昆虫の標本を飾るのに使う白いフォームボードに細いピンで刺して立体的に配置し、独特の雰囲気の花の風景が表現されています。

アンさんは花や花柄をフレームに吊り下げてドライにし、フラワーコンストラクションのほか、
モビールをつくったりするのに使います。



ドライにした植物の茎に別の植物の花の写真の切り抜きをつけたりしています。下の写真で使った茎はスイートピーや雑草の茎だそうです。





2018年1月15日月曜日

小さな庭に最適なコンパクトなクレマチス・モンタナ


春に株全体を覆い尽くすように花が咲くモンタナ系のクレマチスはクレマチスの中でもとくに多花性で見応えがあります。

ガーデンイラストレーテッド誌の2017年最後の特別号には、このモンタナ系が紹介されています。その多くが数メートル以上、時に10メートルを超すような旺盛な成長をしますが、小さな庭でも育てられるコンパクトな品種も含めて、サリスベリーにあるナーセリーBy The Wayから紹介です。


左は一重の花が美しいバイザウェイ、右はコンパクトな品種のフリーダ

コンパクトな品種、左はマージョリー、右はヴェイチ

コンパクトな品種、左はヴァンゴッホ、右はプリムローズスター

大きく育つ品種、左はジャイアントスター、右はグランディフローラ

大きく育つ品種、左はヴィクトリアウェルカム、右はマリリン



2017年12月19日火曜日

ガーデン雑誌の広告:温室


イギリスの園芸雑誌では記事だけでなく広告を見るのも楽しいものです。
ガーデンズイラストレーテッド誌では裏表紙などによく温室の広告が載っています。
11月号だけでも4つのメーカーの広告がありました。
寒い季節の長い英国では、耐寒性の弱い植物を避難させたり、種から苗を早めに育てたりなどするのに温室は大変役立っているようです。
その実用性はもちろんですが、形の美しさにも大変こだわったものが多いのに驚きます。
広告に載っている写真の一部を以下に紹介します。


これは裏表紙に掲載された広告の写真です。
一目ぼれしてしまいそうな素晴らしいデザインです。




こちらはシンプルでモダンなデザイン。サイズも小さくて手の届きやすそうな感じ。




木製のものも人気があるようで、いくつか紹介されています。







こちらは黒の引き締まったデザインで素敵です。




家のレンガの壁を利用して設置されるものもよくあるようです。




こちらはまた貴婦人のような気品あるデザイン、何とも素敵で見入ってしまいます。




庶民的な感じの温室もあります。



設置するスペースがあって、購入する資金もあれば是非欲しいのですが、どちらもないので残念です(笑)




2017年11月24日金曜日

冬の庭の色鮮やかな枝


落葉樹が葉を落とし、草花も枯れてしまう冬、炎のような色の枝をもつ低木が庭に色鮮やかに輝きます。イギリスの冬のガーデンの主役ともいえるこれらの植物がガーデンイラストレーテッド誌11月号に紹介されています。



サンゴミズキなどミズキ属(Cornus)が代表的です。
夏の間は緑色をしている枝ですが、秋になって葉が落ちる頃に色づいてきます。








もう一つの代表がヤナギ(Salix)です。さまざまな色の個性的な品種があります。





そのほか、とても個性的な色の低木も紹介されています。




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うちの庭にも赤と黄色のミズキがあります。淋しくなる冬の庭で朝日に照らされて鮮やかに輝きます。





2017年10月6日金曜日

池やプールのあるガーデンの8つの例


池やプールのある庭の特集記事の最後に、8つのアイデアとして実例を紹介しています。


1 材料の統一性
 モダンなプールの硬い感じをプロバンスの石積みで囲むことで和らげて、古びた感じにしています。プールの手前の小さなデッキと向こうのメインのデッキがデザインの統一性や連続性に役立っています。

2 ミラーイメージ
 鏡のような池は庭にスタイルと興味を与え、造成も比較的単純です。この例では幾何学的な生垣と形では共鳴し、向こうの果樹園にある草原のような植栽を間で穏やかな休息を提供しています。

3 スモール・イズ・ビューティフル
 小さくて深いプールは狭い庭にはうってつけ。形を有機的にして植栽をナチュラルにするのがコツです。この例ではセイヨウオダマキとウラハグサを使っています。

4 借景
 もし運よく広い景観を庭に取り込むことができるなら、それを無駄にしないようにします。背景となる景色に溶け込む植物を植栽します。ここではヤコブボロギクやキゾメカミツレを使っています。

5 水面を上げる
 庭に水面を取りいれる方法は、掘り下げるだけではありません。この例では水槽を使って水面を植物の高さに合わせています。

6 伝統との組み合わせ
 美しい池と泳ぐプールをつないで、美しさと実用性の両方を備える例です。スイレンの咲く池からプールに流れ落ちる水は酸素に富んでいてプールの水質を良くします。

7 池を暗い色に
 デカダン派てきな雰囲気のために、浅いプールを深く見せる方法として、プールの内側を黒くしています。それがこの幾何学的なデザインにとてもマッチしています。その向こうの自然な池がこの硬い雰囲気を少し和らげてくれています。

8 境界を和らげる
 この大きな自然プールのまわりはルースな植栽で囲まれています。ミソハギやエキナセア、バーベナなどが使われています。奥には広いデッキが設けられてプールへのアクセスを容易にし、くつろぎの場を提供しています。

日本庭園にも池はつきものですが、西洋の庭には泳ぐためのプールを併設することがあるのが大きく違う点だと思います。しかもナチュラルなプール・・・昔、近くの池などで泳いでいたのを一瞬思い出しました。



2017年9月29日金曜日

プールのあるガーデン その2


前回に続いて、ガーデンズ・イラストレーテッド誌で紹介されているプールのある庭です。前回のまわりを囲まれたシークレットガーデンとは対照的に、今回は周囲に開かれた開放的なガーデンです。

フランスの南西部の国立公園内にある10エーカー(約4万平米)の庭で、敷地の周囲にはなだらかな起伏のある丘が広がっています。42年間の音楽プロデューサーとして都会に暮らしたオーナーが7年前にここを購入、オランダのガーデンデザイナーに依頼して作っています。

その特徴は、周囲のなだらかな山や谷を借景として、柵や生垣で囲わずに周囲の風景に溶け込んだつくりです。アイランド型の花壇の形も流れるような形にして、テラスから眺めたときに周囲の風景と一体化するようにデザインされグラス類などが植栽されています。

もともとあったプールの横に自然の池を配置して、水の浄化を薬品に頼らずに自然の作用で浄化された池の水を利用しているようです。







このガーデンは、現在B&Bとして宿泊できるようです。
 (住所 Mas del Lum, Boussac, 46100 Figeac, Lot, France)