池やプールのある庭の特集記事の最後に、8つのアイデアとして実例を紹介しています。
1 材料の統一性
モダンなプールの硬い感じをプロバンスの石積みで囲むことで和らげて、古びた感じにしています。プールの手前の小さなデッキと向こうのメインのデッキがデザインの統一性や連続性に役立っています。
2 ミラーイメージ
鏡のような池は庭にスタイルと興味を与え、造成も比較的単純です。この例では幾何学的な生垣と形では共鳴し、向こうの果樹園にある草原のような植栽を間で穏やかな休息を提供しています。
3 スモール・イズ・ビューティフル
小さくて深いプールは狭い庭にはうってつけ。形を有機的にして植栽をナチュラルにするのがコツです。この例ではセイヨウオダマキとウラハグサを使っています。
4 借景
もし運よく広い景観を庭に取り込むことができるなら、それを無駄にしないようにします。背景となる景色に溶け込む植物を植栽します。ここではヤコブボロギクやキゾメカミツレを使っています。
5 水面を上げる
庭に水面を取りいれる方法は、掘り下げるだけではありません。この例では水槽を使って水面を植物の高さに合わせています。
6 伝統との組み合わせ
美しい池と泳ぐプールをつないで、美しさと実用性の両方を備える例です。スイレンの咲く池からプールに流れ落ちる水は酸素に富んでいてプールの水質を良くします。
7 池を暗い色に
デカダン派てきな雰囲気のために、浅いプールを深く見せる方法として、プールの内側を黒くしています。それがこの幾何学的なデザインにとてもマッチしています。その向こうの自然な池がこの硬い雰囲気を少し和らげてくれています。
8 境界を和らげる
この大きな自然プールのまわりはルースな植栽で囲まれています。ミソハギやエキナセア、バーベナなどが使われています。奥には広いデッキが設けられてプールへのアクセスを容易にし、くつろぎの場を提供しています。
日本庭園にも池はつきものですが、西洋の庭には泳ぐためのプールを併設することがあるのが大きく違う点だと思います。しかもナチュラルなプール・・・昔、近くの池などで泳いでいたのを一瞬思い出しました。
0 件のコメント:
コメントを投稿