コッツウォルズの亜麻畑

コッツウォルズの亜麻畑

2017年3月14日火曜日

早咲きのカメリア


カメリア(椿や山茶花)はシャクナゲなどとともに、イギリスでも人気のある花木です。

ウェールズとの国境に近いところに庭をもつガーデンデザイナーで作家のノエル・キングスベリー氏が早咲きのカメリア(椿や山茶花)をガーデンズ・イラストレイテッド誌で紹介しています。


・・・カメリアは温かくて日の長い日がすぐ近くまで来ていることを思いださせてくれる素晴らしい植物です。
その多くは春の終わりごろに花を咲かせますが、一部の品種は初冬(あるいは秋)に花をつけます。・・・

サザンカとツバキが日本で古くから栽培されていること、サザンカはとくに温かい九州の気候に向いていて、同様の気候のアメリカ南部ともつながりが深いことも書かかれています。また、イギリスでのカメリアの栽培の注意点なども書かれて興味深い記事になっています。

以下は掲載されている写真の一部です。

CAMELLIA 'SUGAR DREAM'
ニュージーランドで作出

左:CAMELLIA 'FREEDOM BELL'
カリフォルニアのNuccioナーセリーで作出、直立した円錐形の樹形
右:C. HIEMALIS 'KANJIRO'(勘次郎)
古い日本でのサザンカ系の栽培品種で半八重咲き

左:CAMELLIA X VERNALIS 'YULETIDE'
サザンカとツバキの自然交配種から作出
右:C. HIEMALIS 'BONANZA'
晩秋から長い期間花を咲かせる

左:C. X WILLIAMSII 'BOW BELLS'
ドーセットで作出された北国に向いた品種
右:C. SASANQUA 'CLEOPATRA'
秋に咲く半八重の品種で生垣に向く

左:C SASANQUA 'JEAN MAY'
シェルピンクの半八重または八重の花
右:C. HIEMALIS 'SHISHIGASHIRA'(獅子頭)
関西地方原産の成長の遅い品種

左:C. 'WINTON'
明るいピンクの花を長期間咲かせる
右:C. SASANQUA 'LUCINDA'
半八重の不規則な花びらで銀色の艶があり長くもつ

左:C. 'AUTUMN JEWEL'
花びらが綺麗に整列してフォーマルな印象
右:C. 'CRIMSON CANDLES'
花はピンクだが尖った蕾が濃赤色で新緑は銅色

左:C. 'SHOW GIRL'
大きな半八重のピンクの花を冬の終わりにつける
右:C. SASANQUA 'HUGH EVANS'
一重咲きで長い期間花を咲かせ、壁際やエスパリエに向く

C. 'YOIMACHI'(宵待)
コンパクトな樹形で成長が遅く鉢植えに向く


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我が家の庭にも今、淡いピンクの匂い椿の花がさいています
花の少ない季節に咲くツバキはいいですね






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