コッツウォルズの亜麻畑

コッツウォルズの亜麻畑

2017年3月7日火曜日

日当たりが悪くても育つ野菜


日当たりのよくないところでも育つ野菜をガーデナーズワールド2月号にKay Maguireさんが紹介しています。

『日当たりのよいところがないと野菜の栽培は諦めてしまいがちですが、どこの庭でも陰になるところはあり、特に都会では木や建物の陰になるところが多いのが実情です。

でも慎重に野菜の種類を選べば、思った以上の収穫も可能です。昨年私はいろんな日当たりの場所でたくさんの種類の野菜を試験的に栽培してみました。トマトやキュウリ、ナスなど実をつける野菜は日当たりが良くないとまったくダメでしたが、いろいろな野菜やハーブが日陰でも育ちました。どの野菜が特によく育ったか、そして育てるコツを紹介しましょう。』


Deep shade (ほとんど日が当たらない所): 
 東洋の葉物野菜(ミズナやミブナ)、カラシ、白菜、ミント、エンドウの芽

Moderate shade (真夏で2-3時間の日照):
 Deep shadeで育つのに加え、チャード、ホウレンソウ、ケール、リーフレタス、ロケット、テャイブ、コリアンダー、オレガノ、パセリなど



Dappled shade (木漏れ日):
 moderate shadeのものに加え、レタス、春ネギ、ソラマメ、ターニップ、ディル、ロースマリー、セージなど

Partial shade (真夏で3~6時間の日照):
 dappled shadeでの植物のほか、ハツカダイコン、ビート、ニンジン、ジャガイモ、インゲン、ズッキーニなど


種まきは日当たりのよいところ(窓辺や庭のいちばん日の当たる所)で行い、根が十分でたら少し日かげに移すします。
日当たりの良いところまで伸びていく豆などを選ぶのもコツです。
受粉を助けるような昆虫は日かげに少ないので、それを惹きつけるヤグルマギクやボリジなどの一年草を一緒に植えるのもよいでしょう。

壁際は乾燥して特に日かげになるので避けて、堆肥や動物の肥やしを加えて土を改良しましょう。
間引きをして風通しをよくして、ウドンコ病などを予防しましょう。
ナメクジの被害から、クローシュや砂、トラップなど使って守ってやりましょう。

壁やフェンスを白く塗る、鏡を貼る、アルミフォイルを貼るなどして日当たりを改善、
レイズドベッドに植えて日当たりを改善、
軽い鉢に植えて日当たりの良いところへ移動、
たくさん植えすぎて日当たりを悪くしないように、


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イギリスでは植物の種は昔は花の種が良く売れていたそうですが、最近は野菜の種の方がたくさん売れているそうです。

日当たりが悪くてもあきらめずに野菜やハーブを育てることができるのはうれしいですね。







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