イングリッシュガーデンにはいろいろなスタイルがありますが、それは何世紀かにわたるイギリスでの庭造りの歴史が背景になっています。また、大航海時代をへて世界中から珍しい植物を持ち帰ったプラントハンターたちのおかげで、イングリッシュガーデンは今のようなきわめて多彩な植物から構成されるようになったようです。
このような歴史を、ヨーロッパへのロケや、多くの写真などを使って、15回にわたって解説されます。各回のテーマは下のようになっています。
放送予定は、10月1日(土)より、毎週土曜日の午後1時からです(45分間)。放送大学は全国どこからでも特に手続きなく、衛星放送の231チャンネルで無料でだれでも視聴できます。関東地方では地上波でも見られます。
窓辺の植物 |
クリスマスツリーのイギリスでの始まり |
講義の内容は http://www.ouj.ac.jp/hp/kamoku/pdf/1554808.pdf で見ることができますから、詳細を知りたい方はそちらをどうぞ。
イングリッシュガーデンの歴史を詳しく知りたい人には、「英国庭園を読む」をお勧めします。副題は「庭をめぐる文学と文化史」となっていて、それぞれの時代の庭に関係する文学を引用して、たいへん興味深い内容となっています。引用文には和訳もついています。