冬の庭は彩が少なくなりがちですが、冬になると落葉した枝が鮮やかな色に変わって庭に鮮やかな色を添える植物があります。
今月号のガーデナーズワールド誌には、その代表的な植物であるサンゴミズキの仲間が紹介されています。いろいろな品種が生み出されて、イギリスの冬の庭には欠かせない植物で、クリスマスのテーブルには生け花にも使われています。
冬に美しい姿にするには剪定が鍵です。
基本的にこの植物は成長が旺盛です。そしてその年の早い季節に育った枝がより美しく色づきます。ですから、剪定は春に行い、大きさを保ってたくさんの美しい枝を出させるには強剪定をすることです。
早春、芽が吹きだす頃に、植えてすぐの苗木も5~8センチに切り詰め、毎年全部の枝を芽を2,3個のこすようにして短く切り詰めます。また、最初に60センチほどのところで剪定して、次の年にその上に2,3の芽を残すように剪定すると、美しい枝が高い位置につきます。この2つの剪定を混ぜて行うとさらに素晴らしいでしょう。
サンゴミズキ |
右上が黄金ミズキ 右下は下の黄色から枝先にいくにつれてオレンジ色を呈する品種 |
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我が家の庭でもサンゴミズキと黄金ミズキが色づいています。
まだ、枝数が少ないのであまりインパクトはありませんが、
木の勢いが増してきて、雑誌のような素晴らしい姿になるのを楽しみにしています.
剪定が大事だと改めて勉強しました.