雑草に対する寛容を示すように「ボランティア」という言葉が最近英国で使われているようです。
The English Garden誌の最後のページのコラムを連載しているキャサリン・スイフトさんが、自邸の庭にボランティアの援軍が侵攻してきているとネコヤナギを紹介しています。
「もし雑草が、有名なヴィタ・サックヴィル=ウェスト (シシングハースト・カースル・ガーデンをつくった有名なガーデナー)が言ったように、場違いの所に咲いた花であるとすれば、ボランティアは良い場所にある雑草ということになるのでしょう。
私はボランティアを愛します。偶然に思いもよらぬ効果をもたらすのが好きです・・・
今、私のお気に入りはネコヤナギ(ヨーロッパのヤナギ)です。コンポストを積んでいる所にこぼれ種で何年も前から育っていて、猫の毛のようなその新芽が葉っぱが出る前に3月から4月に出てきます。大昔、その葉は牧畜で家畜の餌として利用されていて、学名のラテン語の意味はヤギのヤナギです。葉が丸いのが特徴です・・・・
ネコヤナギは大好きですが、やっぱり雑草で、最初は一本の木でもそのうちにたくさんの木で林となるので、こぼれ種でどんどん増えないように十分気をつけましょう。さもないと、第五部隊 (スパイ行為や敵国の進撃を助けるような裏切り行為をするスペイン内乱の一団)になってしまいます。」
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雑草とよばれているものにも、とても美しい花をつけるものが確かにあります。たまたま良いところに育ってくれればボランティア(自分から進んで無償で活動に参加)と呼ぶのも理解できますね。
我が家の庭にも確かにすてきなボランティアがいます↓(笑)
わが庭に自然に育ってきた雑木トベラは、 そのクリーム色の花があたりを甘い香りで満たしてくれます |
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