コッツウォルズの亜麻畑

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2016年11月25日金曜日

ガーデン オブ ザ イヤー 今年の英国ガーデンコンテスト結果発表


Gardens of the Year というのは、ガーデナーズ・ワールド誌が発刊25周年を記念して開催した
イギリスの個人の庭のコンテストで、11月号にその審査結果が発表されています.

募集のテーマは3つ、
 「家族の庭」
 「小さな庭」
 「野生動物の庭」
でした

締め切りは6月の27日でした. 


そして小さな庭部門の次点になったジュアンの庭の写真が11月号の表紙を飾っています. 




「家族の庭」部門での優勝者は、マグダ・ディンジオさん
小さな娘さんのために庭の中の庭をつくったそうです
下の写真に写っているのは砂場ですが、コーヒーテーブルとしても使えるように作ってあります


ガーデナーズワールド誌のホームページからは、Youtubeの動画でもみられるようになっています.
滑り台やテラスもあり、とても居心地の良さそうな、子どもと一緒に大人も楽しめる家族の庭です.





「野生動物の庭」部門での優勝者は、パム・ウッドールさん
イバラや倒木などでジャングルのように人を寄せ付けなかった場所に分け入り、種や株分けでいろいろな植物を育て、池があり緑が生い茂り、美しい花が咲く、落ち着いた場所をつくり上げました.
庭は両生類や鳥たち、昆虫、そしてリスやアナグマやシカまで、野生動物にあふれた庭になっています.







そして、「小さな庭」部門での優勝者はスティーブ・ムーディーさん
コンテスト全体での優勝者でもあります.
23×8メートルのゴミの散乱する庭を片づけて、南向きの庭に寒さに弱い熱帯の植物を育て始めました.
日かげや微気候の場所をつくったり、冬を越すための方法をいろいろ試しながら、作り上げた庭です.
庭のまわりはお隣さんたちに囲まれているので、視線が届かない落ち着ける場所も作っています. 




トロピカルな植物はイギリスでも人気がありますが、寒い気候で育てる苦労もたくさんありそうです.




審査結果はガーデナーズワールドのホームページにも掲載されています →こちら


入選作はどれもとても素晴らしく、イギリスのガーデニングのレベルの高さに改めて驚かされました. 




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