コッツウォルズの亜麻畑
2019年3月22日金曜日
イギリスの一般家庭の今どきの庭造り
雑誌ミスターパートナーの連載記事「ケイティさんのセカンドライフ」
長年住み続けた家を手放して新たな地で人生を歩み始めたケイティ・トッドさんのセカンドライフのお話ですが、その第7回(4月号)に庭造りについての興味深い話があったのでご紹介します。
彼女はイングランド中部の町からロンドンの近くに引っ越ししたのですが、最初にご主人と相談したのが、イギリスでよく庭に面してつくられているガーデンルーム(サンルーム)を建てるかどうかでした。古くからイギリス人の憧れで人気があるのです。
しかし、引っ越した2018年夏は猛暑で、エアコンのない家の多いイギリスで30度を超える日々は厳しいものだったのです。しかも新しい家は南に面しているため、家はうだるような暑さで、ガーデンルームを建てるという案はおのずと却下となったそうです。
そして、猛暑の夏に学んだことは、絶対に庭のどこかに日陰をつくらなければならないということだったのです。
引っ越した地域はもともとリンゴの果樹園を開発してつくられた住宅地であることを知り、彼女は庭に果樹をうえて元の果樹園を再現しようと更地の庭に6本の種類のちがった果樹を植えたのです。料理用の品種のブラムリーアップル、生で食べるリンゴ、セイヨウスモモ、プラム、洋ナシ、それにクラブアップル(ジェリーができる)です。
小さな苗木を植えるには年を取りすぎているので、年齢に見合うように大きめの(樹高の半分ぐらいまで育った)木を植えたそうです。
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イギリスも温暖化で夏も暑い日が増えているようで、庭の楽しみかたも否応なく変わってきているのを改めて示す記事でした。
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