コッツウォルズの亜麻畑

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2017年3月10日金曜日

新刊書評 ムーン・ガーデニング


月の満ち欠けは動植物にいろいろな影響を与えていることは想像に難くはありませんが、ガーデンイラストレイテッド誌の新刊書評欄に興味深い本が紹介されています。

本のタイトルは 'Moon Gardening'  つまり『月のガーデニング』・・
著者はJohn Harris とJim Rickards の共著です。

月の満ち欠けに調和したガーデニングの理論と実践についてかかれている本のようです。


Lia Leendertz さんの書評をかいつまんで紹介しますと、

『月の満ち欠けに調和して行うガーデニングは、ヒッピィーのコミュニティーからゆっくりと広まってきていて、Charles Dowdingのような熱心で敬意を払われている実践家たちのおかげで、だんだん主流になりつつあります。著者のジョン・ハリスは1980年代からコーンウォルでムーン・ガーデニングを続けていて、素晴らしい庭をつくり受賞もしています。この本は、彼がなぜコーンウォルに来て、どのようにして始めたのかの歴史を紹介しています。そして読者の庭で実践するときのガイドでもあります。本の前半はその歴史についてジム・リカーズが書いています。そして後半にムーン・ガーデニングの基礎と実践について書いています。月のそれぞれのフェーズ(月齢)で土や地中の水がどう変わり、それが植物にどう影響するかの仮説を説明します。そしてそれぞれのフェーズに適した庭仕事を、なぜそうなのかを明瞭に説明しながら紹介しています。オーガニックな野菜の栽培の他の面について、例えば輪作、土のケア、肥料やりなどについても書いています。少ない作業でより多くの収穫が得られるということなら、今年自分もやってみようと思います。』

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ネットで検索すると、この理論に沿ったお勧めの毎日のガーデニングの作業を紹介しているサイトがありました。

 The Gardeners Calendar というイギリスのサイトは こちら

 日本語を含めたくさんの言語でみられるサイトは こちら

さらに毎年のムーンガーデニングの暦の本まで出ているようです。



かつて旧暦で暮らしていた時代の日本でも月齢を参考にした畑仕事がされていたとも言われているようです。一度は読んでみる価値のある本かもしれません。





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